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DESIGN OBJECTS

珪藻土の時計 洗い出し

Designed by

珪藻土の時計第3弾、建物の壁を仕上げる左官職の技法の一つ「洗い出し仕上げ」を用いて製作した時計です。

「洗い上げ仕上げ」とは、基材となる珪藻土入りのモルタルに砂利や小石などの骨材を混ぜて塗り、硬化する前に表面を洗い流して骨材を表出させ、それを壁や床の表情として見せる技法です。基材と骨材の素材、大きさや色の組み合わせは無限にあり、様々な表情を作ることができます。

Vol.22 能登の土、珪藻土

Story

この時計では造園等にも使用される寒水石という純白な結晶質の石灰岩を骨材に使用しており、時計の本体を詳細に見れば、一つ一つ形の違う無数の石が光を乱反射させてキラキラと輝いているのが分かります。緩やかにカーブする時計の形状は表面に光と影のグラデーションを作り、無数の石の表情を強調します。彫り込まれた時計の数字のエッジを崩すことなく、石の表面を綺麗に洗い出すのはコツがいる作業で、soilの職人の繊細な手作業によって実現することができました。

時計というプロダクトを伝統的な素材と技法を用いて過不足なく構築すること、それが今回レムノスが目指したことです。
カラーバリエーションは珪藻土本来の色を活かしたホワイト(秋田産珪藻土)とピンク(能登産珪藻土)、顔料で色を調節したベージュとグレーの4色です。

Line up

珪藻土の時計 洗い出し

  • ベージュ
    NY23-06 BG

  • グレー
    NY23-06 GY

  • ホワイト
    NY23-06 WH

  • ピンク
    NY23-06 PK

Specification

品名 珪藻土の時計 洗い出し
品番

NY23-06 BG / GY / WH / PK

サイズ φ255×d37mm
重量 800g
素材 珪藻土、モルタル、寒水石 *数種の素材を配合し左官職人が一つ一つ手作りしているため、重量には個体差が生じます。
種類 掛時計/ クォーツ
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